食費の次に大きな変動費として、日用品費があります。
日用品は同じ効果な物でも様々なメーカーで値段も全く違い、好みが大きく分かれるのも日用品費の大きな特徴です。
今回は大きな支出を占める日用品費を節約できる方法をご紹介します。
1ヶ月の日用品日の目安
日用品の月間支出の平均は
1人世帯 5,592円
2人世帯 8,989円
3人世帯 11,320円
4人世帯 12,420円
参照 総務省統計局による家計調査年報(家計収支編)2023年
結構な金額ですよね。
ですが収入によってはこんなに支出してられない!と感じる方もいる金額になっているでしょう。
その場合はあくまで上記金額は支出の上限額と捉えて、現実は収入の2%でやりくりするようにしましょう!
手取り30万の給与があれば6,000円です。
日用品費が高くなってしまう理由
日用品が高くなってしまう最大の理由はまとめ買いがしやすい環境が整っていることだと思います。
お一人様2個まで、2点同時購入で〇〇円引き、など日用品はストックしても無駄になりにくい性質があるので、ついついまとめ買いしたくなるような販売方法を取られている店舗も多いと思います。
家に在庫が無くなくならないようにとまとめ買いする方もいますが、実際無ければ工夫するものです。
例えば、歯磨き粉が無くなればどうにか捻り出して使ったり、食器洗い洗剤が無くなりそうであれば意識しながら少量ずつ使うようにしたりしませんか?
小さなことですが、在庫を溜めないことは実は大きな節約になったりするので、まとめ買いは本当に必要なのか見極めて買うようにしましょう。
日用品費の節約ポイント
お買い物リストを作っておく
必ず作りましょう。
買い物リストが無ければ、無駄な買い物が多くなりますし。ドラッグストアなどの日用品コーナーは無駄遣いさせるように作られていますので、ついつい買ってしまいたくなりがちです。
無くなったものはスマホのメモ欄に記載しておくと買い忘れが防げますし、在庫の確認作業を減らすことができます。
また、我が家ではiPhoneのメモで共有メモを作っているので、買い物をして欲しい物をいちいち伝えなくても買えるようにしています。
単価の確認をする
価格の安さは重要ですが、本当にお得かはわかりません。
大容量の方がお得だ!と思っていても実はお得じゃないこともありますし、小さいパッケージだと増量されていることも多いです。
更に特売などされていたらパウチより本体の方が安いということもあります。
なので節約したければ、必ず単価で確認するクセを付けるようにしましょう。
洗剤などの液体の計算
例:内容量1000ccで498円の商品の場合
498(価格)÷1000(容量)=0.498(1cc当たりの単価)
トイレットペーパーやボックスティッシュの個数の計算
例:12ロールで598の商品の場合
598(価格)÷12(個数)=49.8333…(1個当たりの単価)
PB商品を積極的に使う
オリジナルブランドの商品は大手メーカーの物より少しお得に売っています。
中には大手メーカーが作っている物もあります。
個人的に良かったPB商品
- サンドラッグのラップ
-
サランラップやクレラップよりかは薄さは薄いですが、くっつきやすさは問題ないです。
安いラップ特有の伸びて切れないとかは全くなく、何本リピートしたかわからないくらい愛用しています。 - 業務スーパーのスポンジ
-
様々のところのスポンジを買いましたが、硬さ、持ち、値段で1番コスパ良いと思います。
- サンドラッグのアルコール 大容量
-
安いアルコールを買うと匂いがキツかったり、ベタついたりしますが、この商品は全くそんなこともありません。
食品からできているのも◎ - コスモス薬品の保存バック
-
しっかり厚みがあって、シンプルなデザインで使いやすいです。
安い物だとビニールが伸びなかったり、薄かったりするのですが大手メーカーのものと遜色なく使えます。
お得に買う方法
こだわりが無ければ最安値商品を買う
シャンプーなどのヘアケア商品、柔軟剤など香りがするものは皆さんこだわりがあるかと思いますが
例えば、輪ゴムのこだわりがある方は少ないかと思います。
こだわりが無ければ最安値のものを買いましょう。
確かに大手メーカーの物を買うと安心感はありますが、節約したければ安心を買うのは辞めましょう。
店舗のクーポンは確認しよう
ドラッグストアであればクーポンがないお店の方が少ないんじゃないか?と思えるほど、たくさんのお店がクーポンを発行しています。
1000円以上で15%値引き、500円以上で50円値引きなど。
日用品を買いに行く際は一度確認してみましょう!
生活での日用品を使うポイント
半分に切って使う
ティッシュ箱を半分にして使っている節約家族を見たことありませんか?
実際試したところ、問題なく利用できます。むしろ今まで多く使いすぎていたのかもしれません。
他に半分にして良かったものは
買わなくて良いものを増やす
お弁当作りに欠かせないアルミカップはシリコンカップにしたり、電池は充電式電池にするなど
少し手間は掛かりますが、コスパはかなり良いのでやってみる価値はあります。
ラップの代わりにシリコンラップも便利です。
ゴミから日用品を探す
例えば食パンの袋は匂いを通しにくく、耐水性に優れています。
生ゴミの袋にしたり、オムツの防臭袋として活用できます。
牛乳パックはまな板として活用しても良いでしょう。
使わなくなったタオルを適当な大きさに切り、使い捨て雑巾にしても良いですね。
ふるさと納税でお得に日用品をゲット
ふるさと納税のサイトで日用品を見ると、ドラッグストアかのように本当になんでもあります。
お勧めはボックスティッシュやトイレットペーパーなどの紙製品です。
ふるさと納税の返礼品は金額の3割以内と言われていますが、その地域の工場が作っている物なので
大手メーカが作っているものと比べるとそこまで値段が変わらない…なんてこともよくあります。
2000円払えば実質タダみたいなものなので、ぜひふるさと納税を活用してみて下さい。
まとめ
日用品は好みが出やすく、出費を大きくしようとすればどこまでも課金できてしまう物です。
こだわりが無ければ最安値の商品を買う。
使えるものは再利用するなど
工夫して無理なく節約しましょう。
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