この頃は物価高で家計のやりくりもギリギリ…。
もう少し収入が欲しい。
何か副業を始めた方がいいのかな?
仕事終わってクタクタの中、更にアルバイトを始める?
それとも、自宅でできるような内職始めてみる?
成功するか分からないけどYouTube投稿してみる?
と思いつつも、毎日の家事、育児、仕事をこなして副業なんかしたらキャパオーバーしちゃいそう。
そんな時は自炊を徹底してみるのはいかがでしょうか?
どれくらいの価値があるの?
最大のメリットはやはり食費を大幅に下げることです。
例えば4人家族の場合、自炊のコストは1日当たり平均1989円、1食当たりは約663円程です。
仮にスーパーのお惣菜を購入しても1食1000円でも4人分は足りないし、外食であれば1人分にもならないでしょう。
例えば、米の値段が急騰していて東京では5kg4000円を超えました。ですが1合のご飯を炊くのに掛かる費用は120円です。
自宅で作れば120円で3つのおにぎりができ1個当たり40円です。
コンビニで塩おにぎりを買えば大手3社の平均価格は約113円です。
お握りを1人2個ずつ、4人分で8個作るとして、お米を研ぐところから完成、洗い物までしても、実際に掛かる時間は20分程だと思います。時給換算すると1752円分の価値があります。
実際にお金を稼いでるわけではないので、実感は湧きにくいと思いますが税金が掛かる訳でもないのに1752円分の価値があります。税金のことなど考慮すれば実際もっとお得です。
実際、アルバイト等の労働で1700円を稼ごうとすると非常に難しいと思います。
わかりやすくおにぎりに例えましたが、全ての料理に当てはめる事ができるので、意識してみるといいかもしれませんね。
失敗をしない為に実際始める前のルールと手順
実際に始めるためのルールとしてはたったの3つだけです。
・予算を決める
・1週間分の献立を決める
予算を決める
予算は住んでる地域や家族構成、世帯年収によっても家庭によって大きく違うと思います。
実際には決め方はたくさんあって、〇〇と言われていますが
例えば、相撲部の高校生2人養っている4人家族と、3歳と5歳の子ども2人の4人家族では、同じ4人でも食費は全く違います。
予算を決める方法は3つあります。
1つ目は家計の黄金比と言われているエンゲル指数で決める方法です。
家計の黄金比での食費の割合は15%です。
2023年の厚生労働省の児童がいる世帯の年間平均所得額は812万円。
可処分所得はおおよそ710万円です。
上記の条件を元に計算すると1ヶ月で約88,700円。
これはあくまで目安なのでご自身の収入の15%で計算してみて下さい。
2つ目は大人と子どもは年齢別に予算分けした方法です。

例
大人2人、子(3)1人、子(7)の場合は予算63,000円です。
子が小さいうちは粉ミルク、食べる量が少なくても離乳食等に大人とは別で食材が必要だったりします。
中学生を超えてくる頃から、特に運動系の部活動とかしていると食べる量も大人より増えます。
3つ目は任意で決める金額です。
今月は5万でやりくりする!
この方法だと節約効果は高いですが、無理もしがちなので計画的に予算は決めましょう。
一汁三菜を気にしない
次の項目では献立を決めるのですが、その前に知っていて欲しいことがあります。
それは一汁三菜は気にしなくて良いということです。
一汁三菜あれば、確かに食卓が華やかになりますが、無理をして続けられないことになれば意味はありません。
カレーの日はカレー、豚カツ、福神漬け、サラダ、スープ等こんなにたくさん用意しなくても、カレーだけでもいいと思います。
できる時だけ、自炊に慣れてきたら用意すれば良いだけです。
1週間分の献立を考える
献立を考えるのにメリットは2つあります。
1つ目は献立を考えないと無駄が増えます。
例えば、今日は疲れたな・・・。
毎日自炊始めたし、たまには今日は割高だけどお惣菜でもいっか。
また、某回転寿司チェーンで北海道フェアしている!
食費の予算超えそうだけど、食べたいし外食しようかな・・・。
等の自炊をしない理由を作ってしまい、無駄遣いしがちになります。
2つ目は確実にストレスが減ります。
毎日献立を考えるのは凄くストレスを感じませんか?
私は正直感じます。
主人に聞いても『何でもいい』、子どもに聞けば『ハンバーグ!(昨日食べた)』
いざ作って出すと『これの気分じゃなかった』『これ嫌い』等、文句を言い出す始末。
なら、聞いた時にちゃんと答えてよ!と私はよくイライラしていました。笑
なので、私は家族みんなで1週間分の献立を考えるようになりました。
家族も自分たちで決めたことなので文句は減りましたし、私は毎日献立を考えなくてもいいので相手に聞かなくもなりますし、相手も毎日聞かれなくて済むので喧嘩になることも減りました。
少し予算が余っていれば外食行こうか?何食べに行くか?など
献立を考えるのは苦痛でも、外食する話はなぜか盛り上がったりするし
この日は子どもの歯科があるから時間ないし、冷凍餃子(焼くだけ)とか簡単なものでもいい?と予め適当なものでも、前もって共有できるので、以前なら文句を言われたこともありますが、今なら文句を言われません。
買い物は週1回
献立が決まったら買い物に行きます。
買い物は回数を減らすのが予算内に収めるポイント。
やはり買い物の回数が多いと無駄遣いが多くなりがちです。
広告の品200円の物をお得だから買っておく→結局使わず無駄になってしまったり
子どもと買い物に行く→『お菓子買って』攻撃にやられ、たった100円だしと無駄遣いをしてしまったり
毎日、平均200円無駄遣いをすると…。
月6000円になり外食に行けます。
もし1年だったら73000円で、旅行1回行ける金額になります。
まさに”塵も積もれば山となる”です。
自炊を続けるためのコツ
無理をしすぎないことです。
やはり無理をすると続けることが苦しくなります。
できれば献立を決める段階で
金曜日は仕事でクタクタだろうな…と予測できるのであれば、切って煮込むだけのカレーにすると決めたりする。
またはワンパン料理、手抜き料理などのYouTube動画もたくさんあります。
オススメYouTube
2つとも通常動画とショート動画もありサクッと見れます。
もうひとつはモチベーションを維持すること。
私は自炊は副業という考え方がとてもしっくりきていて
毎日、1日3回も食事をするので朝1回作れば1000円は稼いだな、夜1回作るとと2000円は稼いだな、と浮いたと考えず稼いだ!と考えています。
そう考えるようになって作業から仕事に変わり、やらなければならないというモチベーションになり、結果継続できています。
どんな考え方でもいいと思います。
勿体無いから続ける、欲しいものがあるから続ける、豪華な外食に行きたいから続ける。
何でもいいと思います。
自分に合った考え方ができれば、自然と続けることができるようになると思います。
まとめ
自炊は副業だなんて大袈裟なことを言いましたが、実践すれば効果を実感できるかと思います。
手抜きできるところは楽ををする。
嫌なことは家族を巻き込んで解決する。
ハードルは低く設定して片手間でできるようにする。
続けることが大事なので、何度も言いますが無理せず続けていきましょう!
どんな考え方でもいいと思います。
勿体無いから続ける、欲しいものがあるから続ける、豪華な外食に行きたいから続ける。
何でもいいと思います。
自分に合った考え方ができれば、自然と続けることができるようになると思います。
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